不動産投資セミナーに行ってきた

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先日、旭川市内で行われた不動産投資セミナーに参加してきました。本当は2時間の予定でだったのですが、半分で退出しました。

市内でも大手の不動産会社だし、内容もこれからの動向をお知らせする、などと書いてあるので、ちょっとはためになる話が聞けるかなと思ったのですが、時間の無駄でした。

私の聴いた講演では、最初に社長の挨拶があって、社員の一人が講師となってスライドを用いながらいろいろ説明して行きました。講演の冒頭では「セミナーの聞き方」という説明があって、全員で「うんうん」とうなずくエクササイズがありました。うなずくのは個人の理解が元になるのであって講師から強要させることじゃないのになあと思いながら、でも全員で体を動かすことは講演が盛り上がるのでまあいいかということでうなずきエクササイズをした後に本題に入りました。

その本題が、自宅に届いていた参加チラシとは異なる内容で、まあ、それも、内容が異なっていても得るものがあればいいのですけど、私の知っていることばかり。「ここまでのまとめ」というスライドが2回出てきたときは驚きました。今まで全くしゃべっていないことが書かれているのです。数学的な思考はできないのでしょうか。

しゃべりは上手でしたが、視線はスライド画面6割、社員(社長へ?)3.5割、参加者0.5割で、全然こっちを見てくれません。さらに、せっかく「うんうん」エクササイズをしたのも関わらず、うなずいている人は1時間で全くいませんでした(私は最後尾だったので全員の仕草を見渡すことができました)

私が聞かなかった残り1時間で、この会社が開発した、いかにも大家さんの出費がかさみそうな商品説明と、テーブルディスカッションが行われる予定でした。商品説明はいいとして、テーブルディスカッション。文系の人たちがよくやるあれです。お題は「これから購入したい物件について」「こうやったら経営がうまく行く」など。いや、初めて会う人相手に経営なんて語れないし、同じグループ6名で同じ方向性を見つける必要もないから。

結論として、ありきたりの投資セミナーで得るものはありません。講師や、失礼ながら何割かの大家さんの低レベルを知るだけです。
本当におもしろい・ためになる講演はまずないものです。

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