1月に札幌で行われた実務者講習で、講師の先生が仰っていました。
A.宅建の合格率はこれから下がっていくだろう
講師の先生によると、「取引主任」から「取引士」への名称変更はすなわち社会的地位の向上である。これで名前は弁護士や司法書士と同等になった。しかし違うのが試験合格率で、弁護士や公認会計士など他の士業が合格率1桁なのに対して宅建士は15%もあり、容易に受かる資格となっている。国土交通省では他の士業と同等の合格率に持っていきたいと考えている。
B.宅建士の割合は従業員5名に士1名から従業員3名に士1名に変更される
現在は従業員5名につき宅建士1名となっていますが、これって少なすぎると私は思います。講師の先生も国土交通省も同じことを考えているそうで、近い将来従業員3名につき宅建士1名にする計画があるそうです。
AとBが実施されるとどうなるか。
合格者は減る、ニーズは1.67倍になる。つまり宅建士の奪い合いになります。現在でも宅建士が足りず、名義貸しが横行していると指摘されています。それに輪をかけた宅建士の売手市場になるのです。
宅建士を目指す方、なるなら早くなりましょう。宅建士を持っているだけで一生おまんまが食べられますよ。
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