加藤ひろゆき氏の「ボロ物件でも高利回り」p250に載っている文献です。
日本一不動産を買う男―実戦!成功の「逆張り」戦略 単行本 – 2004/2
この本、発行から15年経っていますがまだ新本が発売されています。絶版になっていないのはすごい。
バブル崩壊後すぐの不動産の様子を中心に描かれています。筆者は不動産の総量規制が出たのを見て手持ちの不動産を全て処分したとのこと。出版された時点では中古住宅競売から仕入れてそれをリフォームすることで大きく売り上げを伸ばしているようです。
内容はそれほど感銘を受けるものではありません。企業の社長が書いたにしては会社のコマーシャル臭が少ないので好感が持てます(巻末に会社の概要がどんと乗っていますが)。現在は読む必要のない本かと思います。
実録 サラリーマンの私にもできた!アパート・マンション経営 単行本 – 2003/10
この本もまだ新本として売っています。
50歳でハッピーリタイヤを目指し、次々と物件を増やしていく話です。失敗談も正直に載っており、読んでいて楽しめるものとなっています。不動産の本は読み終わったあと何も残らないか、もしくは途中で読むのをやめてしまうのですが、この本は新しい発見はないのですがずっと読ませてもらいました。
この筆力が、次々と本を出せるか出せないかの違いなのでしょう。クズ本の著者は大抵1冊だけの出版で終わっています。
この著者は地元に全く物件を持っていません。一番近いところは自宅用として建設しその後賃貸に回した都内の一戸建てだけです。不動産は地場産だと思うので、私は加藤ひろゆき氏と同じく自宅から半径60km以内に物件を持つようにしています。
改訂版 金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法 (単行本) 単行本 – 2015/11/9
私が読んだのは改定前の本です。
加藤ひろゆき氏が言うように、金持ち父さんシリーズではこの本が最もわかりやすく、また不動産投資にダイレクトに参考になるものと思います。読んでいない人は是非読んでみてください。
私が読んだ不動産本のベスト2としています。第1位はドルフデルース博士の本です。
加藤ひろゆき氏は「特に309ページの7行目からは暗記してほしい」としています。ここにはロバートキヨサキ氏における「不動産黄金律10ケ条」が書かれています。
1.もっとたくさんの不動産を見る
2.物件探しに時間をかける
3.売買市場だけでなく賃貸市場も分析する
4.2人以上のセールスマンと話をする
5.マンション投資は気をつける。マンション投資では支出のコントロールができない
6.支出コントロールができなければ売るときの価格に影響する
7.不動産の価値が上がることを期待しないこと
8.感情に任せて投資をしないこと
9.不動産は手を加えることで価値が上がる
10.経験から学ぶこと
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