書評☆☆☆☆☆誰でもまねできる 人気講師のすごい教え方 単行本(ソフトカバー) – 2010/10/30

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書評

2010年の発行です。講義や講演でどうすれば聴衆を楽しませ自分の言いたいことを伝えられるかを自分の体験に基づいて詳細に述べています。

筆者は「資格の大原」の講師だそうです。公認会計士試験試験に落ち続けて公認会計士にはなれなかったのですが、現在はは公認会計士コースで講義しているらしい。変だなと思ったら教えている内容は試験での心構えや受験勉強の方法だそうです。普通に考えて、試験に受からなかった人から試験の合格方法を教えてもらうことは考えられないのですが、それほどこの筆者の講義が素晴らしいのでしょう。

私もあちこちで講義や講演をしていますので、参考になる部分はたくさんありました。また「やっぱり皆同じなんだ」と思うこともたくさんありました。

「20%を味方につける講義をしよう」(p22)はなるほどと思わせます。全員を味方につけるのは不可能。ならば絶対的信者を獲得することを勧めています。自分もともすれば全員に満足してもらうべく講演を組み立てるのですが、アンケートの内容を見てがっかりすることもあります。全員の満足=無難な内容 になってしまうのではなく、自分らしい、自分の言いたい講演をすることが結局は自分の応援団を増やすと筆者は述べています。

もう直ぐ2つ講演が控えています。さあ、頑張って内容を組み立てよう。

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