書評☆☆☆「田中真紀子」研究

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書評

 

「田中真紀子」研究

オキドキで108円で購入

田中角栄の娘、田中真紀子が外務大臣を罷免された当時に書かれた本。題名は「田中真紀子」となっていますが、内容は田中角栄についてがほとんどです。著者の立花隆によれば、「田中真紀子」と括弧をつけたのは「田中真紀子という一人の政治家を研究した書ではなく、田中真紀子を通して見た現代日本政治における「角栄の遺伝子」問題研究の書であることを示」すためだそうです。

確かに内容は田中角栄に偏っており、田中真紀子は少ししか出てきません。

田中角栄が見直されているようです。田中角栄 100の言葉 ~日本人に贈る人生と仕事の心得はアマゾンで1位になっています。同様に、角栄の時代を知る人間にとってはこの「田中真紀子研究」はとても面白く読めます。☆を2つ減らしたのは、題名と内容が異なっているから。

どうしてこんなとんでもない娘が正室の子として生まれてしまったのでしょう。脳梗塞で倒れたあとの角栄は可哀想です。

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