スティーブ・ジョブズ I・IIセット 単行本 – 2011/11/5

ブックオフで上下とも218円、合計436円で購入。

欲しい欲しいと思っていた本が400円ちょっとで購入できる。本当に良い時代になりました。

ジョブズ伝記の公式版であり決定版でもあります。その性格の破天荒さ、自分の上司でなくて本当に良かった。ですがこの破天荒さが我が家にあるMacシリーズ、iPod, iPhoneを作ったと思うと納得できます。

ジョブズの亡くなった年齢に私もなっています。不動産投資を始めたのは自分がいつか死ぬ身だと考えたためです。私もジョブズのように死の直前まで第一線で働きたいと思っています。

また、この本を読んで、「癌で死ぬのは幸せだな」と再認識させられました。いろいろな死に方を選べるのでしたら、私が最も望むのは「ぴんぴんころり」（さっきまで元気で普通だったのに突然死すること）であり、慢性疾患で死ぬのでしたら消化器系の悪性腫瘍です。

この本を読むとジョブズは膵臓癌（神経内分泌悪性腫瘍）で亡くなっています。通常1年も持たない膵臓なのに随分長生きしたのは神経内分泌系だったためなのですね。これだけ長生きで切れば死の準備も十分できます。この本は死の準備をする時間があったから完成できた本です。

私が最も避けたいのは、脳梗塞で植物状態になって、しかも胃瘻(PEG)を作られて生かされることです。家族には胃瘻は絶対作らないで欲しいといってあります。胃管で肺炎になったり中心静脈栄養で感染して敗血症になったらそれで死なせて欲しい。なるべく回りには迷惑を掛けないで死にたいと思います。