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書評⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則 (日本語) 単行本 – 2001/12/18 ジム・コリンズ (著), 山岡 洋一 (翻訳)
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書評☆☆☆☆ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階 (日本語) 単行本 – 2010/7/22
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書評⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ビジョナリー・カンパニー4 自分の意志で偉大になる (日本語) 単行本 – 2012/9/20
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ビジョナリーカンパニーシリーズの4作目です。現在出ている最新作となります。他に特別編もありますが、そちらはビジョナリーカンパニー2の派生編のようなので読んでいません。
この本は、誕生したばかりの企業が幸運・不運を乗り越えて成長するために社長や指導者に求められるものを明らかにしています。
本の概要
はこの通り。アマゾンからの引用
本書で言うところの「偉大な企業」には意外にも、
・先見の明がとりわけあるわけではない
・リスクを取ることを極端に恐れる
・イノベーションにとりわけ富んではいない
・創造的ではなく、スピード即決型でもない
・外部環境の変化があっても、企業自身はあまり変化しない
・地道
・慎重に細かいテストを繰り返す(一発を狙わない)
という特徴があります。
そして、その意外性が本書の「面白み」を演出しています。
運は「何」ではなく「誰」である
この本を貫く思想は、「経営は人が決める」ということ。これは運についても同じで、幸運であっても不運であっても、最後は人が結果を作ります。また、「偉大さを決めるのは環境ではなく、自分自身の意志と規律である」とも述べています。
経営書を超えて人生訓になる
この本は外因、特に幸不幸に対する個人の心がまえを説いていると見ることもできます。本の概要に示した通り、誰でも心がけ次第でこの本で示すリーダーになることが可能です。
シリーズ4冊、全て読んでみて、最も役立ちそうなのがシリーズ2、次がこの4です。経営に携わる方は4冊とも読むことをお勧めします。読み返すたびに得るものがあります。
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