210923書評★★★★障がいのある子が「親亡き後」に困らないために今できること 単行本(ソフトカバー) – 2020/9/19

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書評

グループホームを作る流れで、この本を買いました。これも新品です

210911書評★★★障害のある子が「親なき後」も幸せに暮らせる本 ダウン症の娘をもつ「相続のプロ」が明かす財産管理のしくみ 単行本(ソフトカバー) – 2020/8/19
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↑この本よりアマゾンの評価は低いのですが、こちらの本の方がずっと良く書かれています。

障害のある子が「親なき後」も幸せに暮らせる本 ダウン症の娘をもつ「相続のプロ」が明かす財産管理のしくみ」の最大の欠点は、筆者の頭の中のことだけが書かれていることです。書かれたことを運用した実績がない。つまり筆者の理論が実際に使えるかどうか分からない。

それと比較して本書はいくつもの事例を踏まえて書かれているため信頼できます。書かれていることも多方面かつ具体的です。さらにp8では子供に残すべきお金は「ズバリ! 0円!」と言い切っています。

ただでさえ子供の行く先を案じて暗くなるところに、「お金は残さなくていい」と宣言してくれる嬉しさ。本当は多少なりとも残した方が選択の幅が広がるのは当たり前なのですが、それでも最初のページで「0円!」と宣言してくれれば、その後の項も希望を持って読み続けることができます。

内容に関しては知らなかったことは書かれていませんでした。ただ今までバラバラに覚えていた項目が綺麗に整理されている印象です。

買って損はない本です

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