書評☆☆☆☆☆お金持ちになる人、ならない人の仕事術

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書評

 

お金持ちになる人、ならない人の仕事術

2012年頃購入。105円でした。

成功哲学で有名なブライアントレーシーの本。ブライアントレーシーの本は「頭がいい人,悪い人の仕事術」「カエルを食べてしまえ」も読みましたが、この本が一番私にはしっくり来ました。10回以上は読み返しています。とても薄い本なのですぐ読み切れるのですが、書いてあることは説得力があります。

私が一番心に残った部分は、「転職にデメリットはない」(p60)というページに書いてある、「努力が成功の鍵であることは誰でも知っていると私は思っていた。しかしほとんどの人は努力もせず、現状を嘆くばかりでそこから抜け出そうとしない」という一節です。

確かに周りを見ていると、そういう人はたくさんいます。現状を嘆き、親のせい、配偶者のせい、上司のせい、部下のせい、会社のせい、社会のせい、政府のせいと犯人探しばかりしている。そのくせ何一つ動こうとせずに、身近で成功した人を見れば「運がいいだけだ」「何かずるしてるんじゃないのか」と腐すだけ。

 

 「お金持ちは運を味方にする」のは間違い、「屈辱をバネに相手を見返す」のも間違い、「ぶれない信念」も間違い、「業界トップを目指す」もの間違い、と言っています。確かにその通り。特に恨みを抱えて相手を見返してやろうというのはエネルギー無駄遣いだという主張は、これから生きて行く上で常に心に留めて置く必要があります。「貯蓄よりまずは自分へ投資しろ」も間違い。貯蓄したお金自体に加え、まとまった金を貯めることのできる心の強さがあってこそリスクを取って将来の成功をもたらす、としています。この部分は不動産投資に通じます。

私はこの本に書かれているように仕事をしたいと強く思います。そのためには、それこそ努力が必要な項目もありますが、自分の為ですから、努力は惜しまないつもりです。

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